お家のお困りごとを解決する便利屋さん。特に高齢者の一人暮らしや女性世帯などには重宝するビジネスです。無店舗で1人開業できるので今から始めようと思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、便利屋で食べていくには向き不向きがあります。
この記事では便利屋開業に向いている人、向いていない人を解説しています。
これから便利屋を始めようと思っている方は最後までチェックしてくださいね!
便利屋に向いている人の特徴5選
便利屋に向いているひとはほぼすべての人が下記に当てはまるかと思います。
- 人と喋るのが好きな人
- 臨機応変な対応ができる人
- 知り合いが多い人
- はったりをかませる人
- 人のせいにしない人
開業したての頃はできない事もあるかもしれませんが、徐々にすべてできるようになれば自然と売上を上げることができます。
人と喋るのが好きな人
せっかく勇気をもって便利屋を使ってくれているのにムスッとした態度をとったりお客さんとコミュニケーションが取れなければリピートは皆無です。さらに、ネット社会のこのご時世。悪い口コミを立てられれば見る見るうちに評判が悪くなっていきます。
お客様とおしゃべりを楽しめる方は信頼に繋げることもでき、大規模なお家の修理など高額案件をご相談いただくことができます。
臨機応変な対応ができる方
電話で聞いていた内容と実際に現地見積にいった内容では全く状況が違うこともあります。そんな時に「こんな話は聞いていません!」と言ってしまうと1円も売り上げが上がらない上に無駄な時間となってしまいます。
どんな条件のご依頼でも臨機応変にお客様対応できる方は便利屋に向いている人と言えます。
お客様の無理難題を解決すると顧客満足度も上がります。
知り合いが多い人
便利屋の仕事のなかにはリフォームや鍵の交換、外壁の塗装などの依頼をいただくことがあります。そんなときに「この作業はちょっと…」と言ってしまえばかなりもったいない事になりますよね。
各業者さんと知り合いが多ければそれぞれに合った仕事を振ることができて紹介手数料をいただくことができます。
徐々に知り合いを増やしていくんだ
ハッタリをかませる人
長年便利屋を経営していると自分ではできない作業が入ってきます。そこで断ってしまう人は便利屋には向いていません。逆に、やったことが無い作業でも「お任せください!」と自信満々にハッタリをかましましょう!
一度「できます」と言った後にどのように解決するかを考えましょう。ご安心ください。99%のご依頼は人間が解決できる内容です。
慣れてくれば臨機応変レベルも上がってくるんだ
人のせいにしない人
何事も人のせいにせず、自分のせいにできる人は便利屋に向いている人と言えます。
仕事がない時、値引きされる時、バイトが集まらない時、受注できなかった時など、これらの原因はお客様のせいではなくすべて自分のせいです。人のせいにしてしまうと自分の成長が止まってしまいます。
それらが起こった理由をしっかりと考え、解決に向けて行動を続けていく事で便利屋の経営が安定してきます。
考え方ひとつで1年後には全く違う自分になることができます。
便利屋に向いていない人の特徴5選
便利屋開業には向いていない人もいるのが事実です。むしろ向いている人よりも向いていない人の方が多いので注意が必要です。
- お客様が来てくれると思っている人
- 休みをしっかり取ろうとしている人
- 下請け仕事がメインの人
- 新規客ばかりを追いかける人
- 24時間365日働けない人
重要なことなので一つずつ解説していきます。
お客様が来てくれると思っている人
便利屋を開業しても残念ながらお客様は一人も来てくれません。現に開業したのはいいけど1件の案件も受けられずに廃業した便利屋も多く存在します。
お客様が来るのはごく一部の企業努力をしている便利屋だけです。開業したらなんとなくお客さんが来てくれるんじゃないかと思っているのであれば絶対に便利屋開業は向いていないでしょう。
休みをしっかり取ろうとしている人
土日祝を休みたい!休日は家族で楽しみたい!と、こんなことを思っている人は便利屋には向いていません。というか、そもそも経営者には向いていません。
初めに努力をしなければライバルの多い便利屋業界ではすぐに喰われてしまいます。休みを取りたいなら3年間は努力し続け、顧客をしっかりつけてからにしましょう。
下請け仕事がメインの人
暮らしのマーケットなどのポータルサイトや法人からの依頼など、仲介手数料がかかる案件や単価が格安の案件ばかりを受けていれば資金が回らなくなり最終的に廃業に追い込まれる確率が高くなります。
開業してすぐは自社の仕事がないため、こういった案件も引き受けつつ自社集客にも力を入れていきましょう。
新規客ばかりを追いかけている人
新規客を1人確保するのにチラシやネット集客である程度の資金が掛かってしまいます。新規ばかりを追いかけていると費用がかさんで失敗するリスクが大きくなります。
便利屋経営で大切なのはリピートと紹介です。新規客を追いかけるのではなく、一度ご利用いただいたお客様と一生付き合っていくつもりで接客対応を心がけましょう。
ただし新規がいなければリピートにもつながらないので開業してから最低6か月は新規客をゲットしていきましょう。
24時間365日働けない人
大げさに見えるかもしれませんが大げさではありません。ライバルの便利屋は24時間365日事業の事を考え、試行錯誤を繰り返して運営を行っています。
そんな時に遊んだりゆっくりしたり気を緩めているとすぐに押しつぶされてしまいます。絶対に便利屋で食べていくんだ!という覚悟がある人は24時間365日常に仕事の事を自然と考えます。
逆にそんなことは無理だ!という方は便利屋開業にはむいていないでしょう。
便利屋に向いている人・向いてない人まとめ
便利屋には向いている人もいれば向いていない人もいます。向いているひとならガッツリ稼ぐことはできますが、向いていなければ1円も稼げずに撤退する可能性すらあります。
常に事業の事を考え、試行錯誤を繰り返し、ダメな時も諦めない人が便利屋開業に向いている人と言えるでしょう。
便利屋にはフランチャイズもあります。
便利屋フランチャイズであればすでに仕組みが出来上がっているため、自分で開業するよりも確率を上げて営業することができます。興味のある方は資料請求してみてくださいね!